中国ドラマを見ていると、【好】の後ろに付く言葉によってニュアンスが違うような気がしますが、何が違うのでしょうか?
【好】は後ろに語気助詞という、
口調を和らげたり、感動や驚きなどの感情を強調したりする言葉を付けることでニュアンスの表現もできます。
基本系・可愛い系・怒り系に分けて詳しく見ていきましょう。
基本系
好の基本的な意味は、相手の言っている内容に対して“わかりました”や“OKです”と受け入れる表現です。
それでは、いろいろな表現を見ていきましょう!
好的
万能な表現です!
上司・お客様・初対面・友達と様々な場面で使えます。
好
語気助詞がついておらず、感情が薄い表現です。
気を使わない家族や、端的に事務的な返事をする場合に使えます。
好啊
カジュアルな表現です。
フレンドリーな関係性や友達間で使えます。
可愛い系
この2つは、可愛さや、キュートさを感じられる表現です。
基本的には女性が使用する場面が多いですが、男性でも子供や恋人など自分の可愛がってる相手に対して使用することがあります。
好呀
好喔(こちらの表現は台湾ぽさを感じられます。)
怒り系(ネガティブ系)
好吧
しぶしぶ受け入れる・仕方なく受け入れるといったニュアンスです。
ものすごく渋るというほどではなく、
イメージでは関西弁の表現で“しゃーなしええで”というものが近いです。
好啦
相手のことを煩わしく感じているニュアンスです。
わかったって言ってるじゃない!と少し怒りを含むため、言われた相手は静かになるでしょう。
好了好了
返事で使う表現で、単語では使いません。
日本語の“わかったわかった”のイメージで使用しましょう。
まとめ
今回は様々な【好】について学びました。
中でも使用頻度が高い3つについておさらいをしましょう。
全てを覚えなくてもこの頻出する3つを押さえていれば自然な会話ができます。
①万能選手!迷ったらこれを使おう。
好的
②フレンドリー感を出したい時にはこれ!
好啊
③しぶしぶOKと言いたい時はこれ!
好吧